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中京大学戦

Tuesday, July 09, 2019 at 14:16

西南のキックから試合開始。第1Q、ディフェンスが堅い守りを見せ、すぐにパントに追い込んだ。続く西南の攻撃、序盤から攻めるもエンドゾーンにボールを運ぶことはできず、K#9田中の正確なキックでFGを決め、3点を獲得。次の攻撃では、QB#16伊藤からWR#8林へのパスが成功しTDし、立て続けに西南が得点を重ねた。次のシリーズで、西南オフェンスにホールディングの反則があり10ヤード罰退したが、QB#16伊藤から#4田添へのロングパスで大きくゲインすると、その後、30ヤード付近から4downでギャンブルを選択、QB#16伊藤が一気に走り抜け再びTDを獲得した。そしてここもK#9田中の安定のキックで確実にPATを決めると、17-0で1Qを終えた。
続く2Q、開始早々中京ディフェンスにボールをリカバーされるが、西南ディフェンスがすぐにパントへと追い込む。続く西南の攻撃、QB#16伊藤からWR#4田添へのパスが成功、ヤードを大きく進めると、RB#1篠崎がランでエンドゾーン付近まで一気に攻め込んだ。その後も西南オフェンスの勢いは止まらず、QB#16伊藤からWR#80田中へのパスが成功すると、最後はWR#4田添へのTDパスを成功させた。西南ディフェンスは1down更新を1度も許さず、DL#94麻生がボールをリカバーするなどの鉄壁の守りを見せた。2Qも残りわずか、QB#16伊藤がランで中京ディフェンスを次々にかわし、大きくヤードを進め、会場は一層の盛り上がりを見せるがTDならず、前半は23-0で中京大学に得点を許さず終えた。

続く後半、前半とは一変し両者は互角の戦いを展開。最初の攻撃は西南、自陣25ydからフレッシュを繰り返しエンドゾーン近くまで攻めたが、最終的にはパントに追い込まれる。その後負けじと中京オフェンスもドライブを重ね、ゴールまで残り13ydからの4-5、西南ディフェンスがQBを奥まで攻め込みQBサックか、と思われたが、その隙にエンドゾーンへと走り込んだWRにパスが渡り中京に初のタッチダウンを許した。が、しかしそのプレーが中京にフォルススタートの反則がとられ、タッチダウンは取り消し。中京はFGを選択するも決めきれず、ここをなんとか無失点で凌いだ。試合後半、両チーム無得点のまま第3Qを終え、迎えた最終第4Q、西南は1年生プレーヤーを多く起用し中京オフェンスに立ち向かう。じりじりと中京オフェンスに攻め込まれ、ゴール前まで攻められる場面もあったが、副将CB#1篠崎が相手のパスボールをインターセプト。西南ディフェンスの素晴らしいブロックと、それをうまく使う篠崎の華麗な走りでボールを運び、一気に50ydほどゲインした。しかし、その活躍を活かせずまたも西南ディフェンスとなると、その後は中京にあっという間にエンドゾーン近くまで攻められ、最後の最後にタッチダウンを許してしまった。しかし、このままで終われない西南オフェンス、最後はQB#15城代が自らボールを運びタッチダウン、30-7で試合を終えることとなった。

多くのハイレベルなチームがしのぎを削る東海リーグの強豪中京大学相手に見事勝利をあげるが、これから迎える夏に克服するべき多くの課題とグリーンドルフィンズの目指す目標までの過程を今一度見直すまたとない機会となった。

編集 アナライジングスタッフ 佐藤 伊音

九州大学戦

Monday, May 27, 2019 at 16:50

第45回平和台ボウルは昨年に引き続き、九州大学との一戦。第1Q序盤、早くも西南ディフェンスが会場を湧かせる。九州大学オフェンスのパスをLB#6平田がインターセプト。続く西南オフェンスが魅せる。RB#1篠崎がディフェンスを振り切りランでTDし先制。その後、九州大学にオートマチックファーストダウンを許すも、西南ディフェンスの堅実な守りで九大オフェンスの攻撃を阻止した。次の攻撃では、自陣27yd地点からQB#16伊藤が軽快な走りでディフェンスを躱し、大きく前進した。2Qも西南が試合をリードする展開が続く。QB#16伊藤からWR#81林へのパス、RB32#馬場のランでフレッシュを獲得し続け、ゴール前で、RB#3福田がTD。その後も西南の勢いは止まらず、九大オフェンスがファンブルしたボールをDB#13今村がファンブルリカバーし、攻撃権を西南オフェンスへと繋ぐ。その流れを止めることなく、西南オフェンスは順調にヤードを更新しTD。PATでは、1回生K#39清田の見事なキックで追加点を挙げ、28-0で前半を終える。

第3Qは九州大学のキックにより試合が再開。後半1シリーズ目、西南オフェンスはパントを選択、しかしここで#3福田が果敢にギャンブル。フレッシュを獲得するも、その後攻撃が続かず得点には結びつかなかった。攻撃権が九州大学に移るとここでDB#19岡田がインターセプト。西南の攻撃となりゴール前15yd付近で1回生WR#18川井が出場し、自身初のTDを獲得した。KCではキッカーとして1年生の#22森部が出場し、存在感を見せた。西南ディフェンスでは、DL#90長家のナイスタックルに続き、DB#13今村のインターセプトにより、40ydゲインしていた九大オフェンスの勢いを阻止した。その流れに乗り、自陣35yd地点から5回の攻撃でTD。PATで1年生#39清田が一点を追加。#22森部が2度目のKCに出場し、豪快なキックで魅せた。しかし、第4Qに入り九州大学にこの試合初めてとなる得点を許す。その後の九州大学オフェンスでは反撃の流れを断ち切るように1回生のDB#39清田がインターセプトし、西南の攻撃となる。しかしこのシリーズを西南オフェンスのミスにより失点。得点の勢いそのままにその後の九大オフェンスのシリーズも粘り強く自陣まで攻め込まれてしまう。しかしここで、LB#6平田がゴール前でこの日2度目のインターセプト。西南ディフェンスの意地を見せつける。その後も両チームが攻防を続けるも、最後はDB#13主将今村のインターセプトにより試合終了。
第45回平和台ボウルを42-13で西南学院大学が勝利。
3年連続3回目の九州学生アメリカンフットボール選手権優勝並びに11回目の平和台ボウル制覇となった。

編集
AS 廣澤小春、龍 彩音

久留米大学

Tuesday, May 14, 2019 at 13:35

2019年5月11日 久留米大学MEAN FIGHTERS戦

試合概要

春の九州学生アメリカンフットボール選手権2回戦である久留米大学との一戦。久留米大学の攻撃で試合がスタートし、西南ディフェンスが危なげなく凌ぐ。西南オフェンスの第1シリーズ目、QB#16伊藤からWR#80田中へのロングパスでゴール前までボールを進め、最後はRB#1篠崎がTD。先制点をあげ、チームに勢いをもたらした。次の攻撃でもWR#81林へのロングパスでゴール前7ヤードまでゲインし、RB#32馬場のランでTD。序盤から2TDを奪い、PATではK#87幸地が正確なキックを魅せた。西南ディフェンスは久留米オフェンスに厳しくプレッシャーを与え続け、1Qの間、相手にファーストダウンを一度も更新させなかった。特にDLのラッシュに勢いがあり、DL陣のもたらすプレッシャーがパス失敗を誘った。2Qも西南の勢いは止まらない。パスで次々とボールを進めゴール前2ヤードまで進むと、QB#16伊藤からTE#5百田へのミドルパスでTD。その後のPATも確実に決め、21-0と相手を突き放した。その後の攻撃で久留米大学が連続ロングパスを成功させる。LB#44吉牟田がナイスタックルを魅せるもTDを許し、21-7で前半を終える。

久留米大学のキックにより再開した後半、まず魅せたのは西南ディフェンスだ。相手にプレッシャーを与え10ydのロスを誘う。これにより久留米オフェンスはFGを狙うが、西南のパーソナルファールの反則により、1downの繰り返しとなってしまう。このシリーズで久留米大学に2本目のTDを許す。続く西南オフェンスは1プレー目から王者ドルフィンズの意地を見せつける。ラインマンの堅実なブロックとQB#16伊藤の独走でTDを決め、会場はこの日1番の盛り上がりとなる。また3Q終盤には、OLの見事なブロックとともにRB#3福田が久留米ディフェンスをものともせず走り抜け、25ydのゲインをもたらす。西南が勢いづいたまた迎えた4Q、1プレー目からWR#81林がパスをキャッチし、フレッシュを獲得。その後、3downでRB#1篠崎へのパスが成功。フレッシュ獲得までわずかとなり、4downでRB#3福田が久留米大学のDL陣を飛び越え、フレッシュを更新。最後はゴール前10ydよりFGを狙い、危なげなく追加点を得る。攻守交替し、久留米大学の攻撃。QBがパスフェイクから自らボールを運ぼうとするが、DL#94麻生がいち早くそれに反応しナイスタックルで前進を阻む。しかし、試合終了まで10秒余りで久留米オフェンスが60ydのロングパスを成功させ、西南ディフェンスはゴール前での厳しい攻防を強いられることとなる。最後のシリーズ、久留米オフェンスは4度の攻撃において全てパスを投じたもののDB#27出口の粘り強い守りとパスカットで最後まで得点を奪わせなかった。ゴール前での一進一退のこの攻防を見事に制し、31-13で試合終了となった。

編集

アナライジングスタッフ 古元 椎菜、甲山 奏子