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宮崎大学戦

Wednesday, May 08, 2019 at 14:36

今年度初の公式戦となった九州学生アメリカンフットボール選手権初戦の相手は宮崎大学。この試合、最初にチームに勢いをもたらしたのはディフェンスだ。DB#2長嶋が宮崎大学のロングパスをカットすると、次のプレーでDL#99内藤の素早いブロックにより、宮崎大学はロスとなる。さらに、DB#1篠崎が宮崎大学のパントを敵陣26ヤードまでリターン。その後のオフェンスはゴール前1ヤードまでボールを進め、RB#3福田のTDで先制点を取り、7-0で1Qが終了となる。

続く2Q、またしてもRB#1篠崎が圧倒的なスピードで、自陣45ヤード地点からTD。PATではK#87幸地の正確なキックで14-0と点差を広げる。次の攻撃では、4月に入部したばかりである1回生WR#18池田がフィールドに入る。惜しくもパスは失敗したが、しっかり存在感をみせた。攻撃権が変わると、ディフェンスがさらなる活躍みせる。宮崎大学のパントを阻止し、こぼれたボールをLB#6平田がゴール前2ヤードまで運んだ。続くオフェンスがこれを確実にTD。さらに、その後のディフェンスでDB#27出口がインターセプト。宮崎大学に攻撃権を与えないプレーが続く。

次の攻撃ではQBが#16伊藤から#12谷川に変わる。谷川の初の公式戦出場であり、なかなかパスが通らず、3downまで追い込まれたが、WR#81林廣守へのパスが成功し15ヤードを獲得する。これに続くようにRB#24林優希が15ヤード近くボールを進めゴールに大きく近づく。ゴールまで残り10ヤード、QB#12谷川からWR#80田中へのパスでTD。27-0で前半は終了する。

リードして迎えた後半、ここで試合の流れが宮崎大学に傾く。ディフェンスが宮崎大学にロングランを許し、自陣44ヤード地点まで攻め込まれてしまう。この流れを断ち切るようにDL#51菅の素早い判断でQBサック。相手に10ヤード近くのロスを与えた。続くオフェンス、RB#29伊藤のランで10ヤード、QB#12谷川からTE#5百田へのパスで25ヤードと立て続けにボールを進めた。しかし、ギャンブルに失敗し得点には結びつけることができず、3Qは思うようにプレーすることができなかった。

その流れは4Qでも消えることはなかった。QB#12谷川のパスが宮崎大学のDBにインターセプトされ、その後TDを奪われる。しかしその直後のKRでR#1篠崎がブロックを見事にかわし、そのままTDを奪い返した。その後のPATでは、4月に入部した1回生K#39清田が綺麗なキックでチームに貢献。その後、お互い譲らないプレーが続き34-6で試合が終了した。

春リーグ初戦は得点こそ許したものの、勝利をおさめ、下級生の活躍も見られた。今後も多くの下級生の活躍に注目していただきたい。

関西大学戦

Saturday, April 27, 2019 at 20:17

関西大学との試合は想像以上に厳しいものとなる。前半は西南ディフェンスがまず見せた。3downロングで関大オフェンスの場面、QBがパスターゲットを探している隙にDL#99内藤がQBサック。さらにQBがこぼしたボールを西南#6平田遼がリカバーし、オフェンスへと繋げた。また、関大オフェンス4-1で関大はギャンブルを選択、フレッシュされるとチャンスを与えてしまうところだったが、LB#44吉牟田が確実にキャリアをとらえてフレッシュを取らせなかった。その後西南オフェンスも4-1まで追いつめられるが、パント体型からスペシャルプレイに走る。RB#3福田が相手に捕まえられながらもなんとか体を伸ばしてフレッシュを獲得する粘りをみせた。しかしこれらのプレイを得点まで結びつけることができず、17-0で前半を終える。
後半に入るとキャプテンDB#13今村がパントリターンの場面で関大の短いキックで大きくバウンドした難しいボールをタイミングよく走りキャッチ、リターナーではない今村が自らボール運び、オフェンスの攻撃ラインを大きく前進させた。関大に追加の2TDを奪われ、30-0で迎えた残る第4Q、QB#16伊藤のスクランブルやWR#80田中の見事なキャッチなどでロングゲインするもエンドゾーンまでボールを運ぶことはできない。後半多くのTDを取られ、58-0と大敗する結果となったが、前節の京都大学戦に引き続き関西のレベルの高さを実感し様々な課題が生まれたことで、さらに成長できるきっかけとなる試合となった。

編集 佐藤伊音

京都大学戦

Tuesday, April 16, 2019 at 12:29

2019年4月13日 京都大学Gangsters戦 試合概要

関西上位の京都大学との初試合は、お互いが点を奪い合う激しい試合となった。まず先制したのは京大。追いかける形となった西南は、38ydからK#9田中の正確なキックと、QB#16伊藤からWR#80田中への安定したパスで計10点を獲得。逆転して第1Qを終える。
つづく第2Qでは京大にインターセプトリターンでゴール近くまで攻められたが、DL#51管がQBサックをし、あわやTDを取られる危機を救う。さらにその後、QB#16伊藤が仲間のブロックと息を合わせた走りでエンドゾーンまで82yd独走し、17-13とリードして前半を終えた。
迎えた第3Q、ゴールまで残り95ydのスタートだったが、WR#15城代へのロングパスとQB#16伊藤のランでエンドゾーンまで迫ると、またもWR#15城代が難しい状況でのパスをキャッチし追加点をあげた。
23-20で勝ちを期待し始まった第4Qは驚きの結果が待っていた。開始すぐ京大にTDを取られ、逆転されると、立て続けに2TDを取られる。西南は諦めることなく1TD奪い返すが、京大に追いつくことは出来ず29-41と悔しい結果となった。

編集
アナライジングスタッフ 佐藤伊音