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九州大学戦

Wednesday, November 13, 2019 at 12:59

満を持して迎えた九州リーグ最終戦、九州大学との試合は西南のキックで幕を開けた。開始早々、西南ディフェンスは九大の特殊体型から繰り出されるプレイに苦しめられ、ゴール前残り3ydまで攻められる。しかし、ここから4downへ持ち込み、ギャンブルを選択した九大のランをDB#2長嶋のタックルで阻止、見事ゴールを守りきった。続く攻撃はRB#1篠崎のランやWR#7楠田へのパスでドライブするも得点には繋がらず0-0で1Qを終える。第2Q、西南ディフェンスは再び九大の特殊体型に苦しめられ、FGで先制点を奪われてしまう。ここで西南オフェンスがついに、本領発揮。立て続けにフレッシュを獲得すると、QB#16伊藤が、30ydほど一気に走りゴールまで残り11ydのところに攻め上がる。4downへ追いつめられるものの、ギャンブルを選択。ここをQB#16伊藤が冷静にTD。ギャンブルを制して7-3で前半を終えた。
第3QはRB#1篠崎とRB#32馬場の走りが光る。スピードが武器の篠崎は、パスを受け取ると敵を寄せ付けることなく40ydほど独走。パワフルなプレースタイルが持ち味の馬場も、20ydほど稼ぐ好プレーを見せゴール前まで迫る。最後は篠崎のランでTD。PATもK#9田中が安定したキックを魅せつけた。
最終第4Q、下級生を起用し始めた西南ディフェンスは、2年LB#43宇都のパスカットなど粘りを見せるも九大にFGを許してしまう。
しかし、試合終了間際、会場がこの日1番の盛り上がりをみせた。九大オフェンスのパスを1年DB#39清田がインターセプト。さらに40ydほどリターンするというビッグプレーを見せ、1年生の活躍を最後に14-6で試合終了。
全戦全勝で、前人未踏の九州6連覇を達成した絶対王者グリーンドルフィンズ。打倒関西という目標実現のため、この九州リーグで得た自信を胸にさらに邁進していきたい。

編集
アナライジングスタッフ 野見山 泰誓、河納 彩乃

ピンクリボン運動

Monday, October 21, 2019 at 16:38

【ピンクリボン運動活動報告】

10月14日に行われた試合にて、THE PINK GAMEと題して西南学院大学グリーンドルフィンズ、福岡大学ブラックナイツの2チームが協力してピンクリボン運動を行いました。その一環として試合終了後に両校の学生が観客の皆様をお見送りする際に募金を呼びかけました。募金活動に参加していただいた皆様、誠にありがとうございました。

頂いた募金を集計し、10月17日、グリーンドルフィンズから#60 大久保新とブラックナイツから#14 高木大成の2名が両校を代表して西日本シティ銀行西新町支店にて「J.POSH ピンクリボン基金」に全額寄付させて頂きました。

集まった募金額は総額で75689円でした。短い時間での活動であったにも関わらず想定を大幅に上回る金額が集まったことは、今後の九州リーグにとっても大変意味のある活動になったのではないかと感じています。

今回の募金はNPO法人J.POSHの活動を円滑に行い、乳がんで悲しむ人々をなくす活動を行うために使われます。J.POSHの詳しい活動内容につきましてはウェブサイトをご覧下さい。

西南学院大学アメリカンフットボール部 グリーンドルフィンズでは今後も社会貢献活動に積極的に参加していきます。

福岡大学戦

Monday, October 21, 2019 at 16:34

九州リーグで唯一、ここまで負け無しのグリーンドルフィンズが迎えた福岡大学戦。試合は福岡大学のキックで開始した。第1Q、西南オフェンスが怒濤の攻撃を展開。WR#4田添のフレッシュ獲得を契機に、QB#16伊藤のランでフレッシュ更新。続くTE#5百田、RB#1篠崎もランで進み、最後はQB#16伊藤の正確なパスをTE#5百田が見事にキャッチしTD。PATもK#9田中のキックで決め、試合をリードする。しかし、ここからは苦しい展開が続く。直後の福岡大学オフェンスを西南ディフェンスはTDこそ許さなかったもののFGを決められ、この試合初の点を奪われる。直後の西南の攻撃ではパスをインターセプトされ、これをきっかけに福岡大学にまたもFGで点を奪われてしまい、7-6で第1Qを終えることとなった。
第2Qでは西南オフェンスが果敢に攻め込むもTDまであと一歩及ばず、グリーンドルフィンズはFGを選択。しかし、これを福岡大学がブロック、リカバーされてしまい福岡大学の攻撃に。ドルフィンズサイドに重苦しいムードが漂う中、西南ディフェンスが堅牢な守りで相手のランプレーを阻止、さらにDL#94麻生がパスカットし、すぐさまパントへと追い込む。一進一退を繰り返す両校だが、第2Q終盤、西南オフェンスが意地を見せる。1downのシチュエーション、ゴールまで残り70ヤード、ここでQB#16伊藤が走った。福岡大学ディフェンスのタックルを次々に翻弄し伊藤が一気にフィールドを駆け抜けそのままTD。このビックプレーに会場はこの日1番の盛り上がりをみせ、前半を14-6で終えた。

後半は西南のキックからスタート。後半開始早々LB#44吉牟田のインターセプトが会場を沸かせる。西南オフェンスに攻撃権が移るもこのシリーズではなかなかヤードを前に進めることができない。続く西南ディフェンス、フレッシュの獲得を許してしまうもののDB#9田中などの活躍で追加点は挙げさせない。
第4Q、QB#16伊藤やWR#8林のランでボールを前に進めるがここでもなかなか得点に繋げることができない。続く西南ディフェンスは安定した堅実な守りを見せる。その後、両者とも追加点を獲得することが出来ず14ー6で試合終了を迎える。勝利をあげることはできたグリーンドルフィンズであったが、思うように点差を広げることは出来ず、九州リーグの最終戦前に課題が多く残る一戦となった。

編集
アナライジングスタッフ
野見山 泰誓
河納 彩乃