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久留米大学戦

Thursday, October 03, 2019 at 15:44

両校が今シーズンを全勝で迎えた久留米大学戦は西南のキックから試合開始。第1Q、西南ディフェンスが堅い守りを見せ、すぐにパントに追い込む。続く西南オフェンスは1プレー目からRB#1篠崎がフレッシュを獲得するも、次のパスプレーでボールをリカバーされ攻撃権を久留米大学に与えてしまう。西南ディフェンスはその高い守備力を見せつけたいところであったが、勢いそのままに久留米オフェンスのFGで先制点を奪われる。
続く西南オフェンスの攻撃。QB#16伊藤の正確なパスでボールをエンドゾーン付近まで運び、最後はQB#16伊藤のランでTD。そしてK#9田中の安定のキックでPATを確実に決めると、7-3で第1Qを終えた。2Qも西南が試合をリードする展開が続く。こちらの意表を突いた久留米大学の攻撃を豪快なタックルで止めてみせた#2長嶋のプレーが会場を沸かせる。続く西南オフェンスも、QB#16伊藤から、この日満を持してWRに入った#15城代へのロングパスでTDし、王者の意地を見せつけ追加点をあげた。その後久留米オフェンスも負けじとTDを決める。キックリターンではDB#13今村の華麗な走りでボールを大きく前に進める。攻撃権が西南オフェンスに移るとQB#16伊藤からWR#80田中、TE#5百田へのパスでヤードを獲得し、最後はTE#5百田へのパスでTD。21-10で前半を終える。

後半戦、第3Qは4年QB#16伊藤と2年WR#15城代のコンビプレーが光る。WR#15城代が敵を寄せ付けない驚異的なスピードで25ydを駆け抜け、さらにQB#16伊藤からの20ydの正確なロングパスを受け取りTD。続く、第4Qは副将#1篠崎の躍動が止まらない。DB#1篠崎が相手のパスをインターセプトした後、敵を華麗に避けながら30ydほどゲイン。一瞬流れかけた嫌な雰囲気を払拭した圧巻のプレーであった。またオフェンスでは、QB#16伊藤からボールを受け取った篠崎が20ydほど駆け抜け、西南オフェンスに勢いをもたらした。
3年RB#32馬場の素早いランプレーや4年RB#3福田の相手を引きずりながら20ydをかせぐというビッグプレーも生まれ、西南オフェンスはこの日5回目のTD。1年DB#39清田の相手のパスルートを読んだタックルなど、絶えず久留米大学にプレッシャーを与え続けた西南ディフェンス。試合終盤、一矢報いたい久留米オフェンスの超ロングパスを3年DB#27出口がインターセプトしたところで試合終了。
後半は、西南の鉄壁ディフェンスのもと久留米大学に点を許すことなく圧倒的なオフェンス力のもと点差をつけ、35-10で全勝対決は幕を下ろした。

グリーンドルフィンズ が掲げてきた打倒関西という目標のためにまず達成しなければならない九州リーグ制覇に大きく近づいた試合となった。

編集
アナライジングスタッフ 松本千咲、河納彩乃

琉球大学戦

Tuesday, October 01, 2019 at 14:02

2019年度九州学生アメリカンフットボール秋季リーグ、琉球大学との一戦は、西南のキックでスタート。前半は4年生2人の活躍が目立った。オフェンス1シリーズ目、TE#5百田がロングパスをキャッチし一気にゴール前8ydまで迫ると、直後TB#1篠崎がTD。さらに1Q中盤にもTB#1篠崎は20ydを走り抜け2度目のTDを獲得する。そして、1Q終盤、TE#5百田が自慢のパワーを生かしディフェンスに捕まえられながらもそのまま10yd走り続けるビックプレイをすると、最後も百田がパスプレイでTDを獲得した。
続く第2Q、西南ディフェンスは相手のパスにCB#1篠崎が上手く反応しインターセプト、篠崎がディフェンスでも存在感を示す。さらに、本日4回目のPATではK#9田中が安定したキックで追加点を挙げた。終始琉球大学を圧倒し続け九州王者の貫禄をみせつけたグリーンドルフィンズ。28-0で前半を終える。
大きく点差をつけ迎えた後半、西南は下級生を多く起用するもうまく噛み合わない。琉球ディフェンス渾身の守りに阻まれながらドライブはするものの、TDには届かずFGを選択、1年K#39清田が無事成功させ3点を獲得した。一方ディフェンスは、DLの果敢なラッシュとLB、DBの緻密な連携を駆使し4downまで追い込むが、ギャンブルを選んだ琉球にロングパスで大量のゲインを許してしまうと、最後はランプレーでTDを取られ、この試合初めて得点を許す。
最終第4Q、2年RB#29伊藤とRB#8林のスピード溢れるランや、2年QB#15城代から1年WR#25堀江へのロングパスなど、徐々に下級生も実力を発揮。ディフェンスは試合終盤に3年DB#11吉開がインターセプト。その後も最後まで点差を守り抜き、31-7で試合終了となった。

編集 アナライジングスタッフ 佐藤 伊音

佐賀大学戦

Tuesday, October 01, 2019 at 14:01

2019年度九州学生アメリカンフットボール秋季リーグの佐賀大との初戦は、西南キックカバーからスタート。試合早々K#39清田が豪快なキックで魅せる。最初にチームに勢いをもたらしたのは西南ディフェンスだ。DB#1篠崎が佐賀大学がファンブルしたボールをリカバーし55ydを華麗に走りきりTD。続く西南オフェンスも敵陣20ydまで確実にボールを運ぶと、最後はQB#16伊藤からTE#5百田へのロングパスでTDし王者のプライドを見せつけた。西南ディフェンスもLB#20有川のタックルやDL#51管のQBサックで相手をロスさせ会場を沸かせる。2Qも西南の勢いは止まらない。1プレー目、QB#16伊藤からWR#4田添へのパスで早くもTDを取ると、続く西南ディフェンスも堅実なプレーで相手に得点を許さない。次のプレーではRB#32馬場のランやWR#80田中へのパスでヤードを多く稼ぎ最後は再びQB#16伊藤からTE#5百田へのパスでTDを獲得した。PATでもK#9田中が見事なキックで追加点を挙げた西南は、佐賀大学に1つもTDを許さず、27-0で前半を終える。
続く後半、前半とは打って変わって両者互角の戦いを見せる。しかし西南はRB#8林やQB#15城代の軽快な走りを皮切りに次々とフレッシュを獲得すると、最後はWR#81林が残り20ydを一気に駆け抜け追加点を挙げた。しかし、3Q終盤。西南オフェンスがファンブルしたボールを佐賀大学がリカバー、攻撃権を与えてしまう。そのまま迎えた最終Qだったが、試合再開早々にDB#27出口が佐賀大学のロングパスをインターセプト。流れを引き戻したと思った直後、またしてもファンブルリカバーされることとなる。佐賀大学はこのままドライブすると、この試合初のTDを許す結果になった。その後の西南は一年生を起用する。QB#10菊竹が出場すると、WR#25堀江へのミドルパスを成功させ、フレッシュを獲得。反則による10ydの罰退を受けるも、RB#26稲田が俊敏な走りで取り戻し、続く攻撃でパスを受け取った。続く攻撃ではWR#25堀江がそのままゴール前10ydまで駆け抜ける素晴らしい攻めを見せた。しかし、佐賀大学の苛烈な守備を受け、それ以上攻め込むことが出来ずにFGを選択するも失敗。得点へとつなげることは叶わず34-7で試合終了を迎えた。大きな得点差で勝った西南だが、目標とする打倒関西に向け、課題が残る試合となった。

編集
アナライジングスタッフ 佐藤伊音